子供(幼少期)の高次脳機能障害の対応方法

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原因疾患の特徴

就学までに高次脳機能障害を引き起こしてしまう原因疾患は脳炎脳症が多いです。

小学生以降で発症した場合とは少し異なり、麻痺などの目に見えて分かるような運動障害は他の年代に発症した場合と比べて少ないです。そのため、細かい動きが求められる学童期まで年齢を重ねないと問題があることに周囲が気付かないことが多くあります。

反対に日常生活の場面では、以前に比べて「アレッ?」と思うような行動が目につくようになります。以前は塗り絵や絵本が大好きだったのに、今はまったく興味を示さなくなったり、どちらの手にクレヨンやスプーンを持てばいいのか混乱してしまう。その他にも何度も転ぶので傷が絶えない、子供の向け番組に興味を示さなくなり、物語を覚えていないなど、違和感を感じることはあるけれど、他の子供達と少し違う程度にしか思わないことが多々あります。

対応方法・支援方法

お母さんと子供

「朝に起きる→朝食を食べる→歯を磨く→着替える→登園する」といったような一連の流れを促すのではなく、ひとつひとつの基本的な物事を丁寧に学び直すことが重要です。

どのようにして歯を磨くのか、ゆっくりと着替え方を教えたり、お片づけの手順など、それぞれの動作に焦点を当てて繰り返し学習させていきましょう。

発症前は出来ていたのに、今では出来なくなってしまっている。そんな自分にストレスを抱えているはずです。そのような状況で親の気持ちとしては下手な動作を指導するという傾向が強くなってしまいがちです。気持ちは分かりますが、褒めてあげることを忘れないようにしてあげましょう。

トラブルが起きたときは?

友達や兄弟とトラブルが起きることもあるでしょう。その場合は、しっかりと「どうしてこんな結果になってしまったのかな?」と考える機会を持つことが重要です。

少し落ち着いてからと時間を置いてしまうと、トラブルがあったことを忘れてしまっている可能性があります。覚えていないことを誰かに怒られたり責められたりしても子供にとってマイナス効果になってしまいます。

本人には「どうして、こんなことしたの?」という問い掛けよりも、「友達と遊びたかったのかな?」「あのオモチャが使いたかったのかな?」など、自分が思っていた気持ちを捉えやすいように質問すると良いでしょう。

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