ファンクショナルリーチテストの目的・評価方法

FRT(説明あり)

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ファンクショナルリーチテストとは?

ファンクショナルリーチテストは機能的リーチテストとも呼ばれ、一般的に動的バランス能力の評価方法として用いられることが多く、転倒の危険性を予測する指標とされています。英語では Functional Reach Test といい、臨床などではFRTと略されることが多いです。

日本理学療法士学会の診療ガイドラインでは、ファンクショナルリーチテストは推奨グレードAの信頼性・妥当性の高い評価方法として、臨床の数多くの場面で使用されている評価方法のひとつです。

用意・準備するもの

準備する物品は多くありません。挙げるとすれば下記の3つぐらいです。

・メジャー
・筆記用具、記録用紙
・目印用テープ

検査手順・検査方法

極自然に立位姿勢をとってもらい、膝を曲げずに上肢をできるかぎり前方へ移動(リーチ)させて、その到達距離(FR距離)を測定していきます。
ファンクショナルリーチテスト

【手順】
①.壁に向かって横向きに立ち、両足を開いて安定した立位姿勢をとる。
(開始姿勢が崩れやすい場合は、一度その場で足踏みなどをさせる。)
②.手は軽く握り、両腕を90°挙上させる。その際に体幹が回旋しないように注意する。
③.肩の高さで伸ばした手指の先端をマークし、壁に遠い方の手を下ろす。
④.手指は同じ高さを維持したまま、足を動かさずに出来るだけ前方へ伸ばし、最長地点をマークする。この際に踵を上げて爪先立ちになっても可とする。ただし膝は曲げない。
⑤.その後は開始の姿勢に戻ってもらう。

【注意】
※ 足を踏み出したり、元の姿勢に戻れない場合は再測定を行う。
※ 測定は2回行い、2回目は「もう少し頑張ってみましょう」と教示する。
※ 距離の計測は小数点第一位まで行い、ベストを記録する。

評価基準

項目 転倒しやすさ
非常に危険 転倒しやすい 平均 転倒しにくい
機能的到達距離
(FRT:cm)
~20 20~25 25~30 30~
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