興味・関心チェックシートの目的と評価方法

興味ある活動は音楽活動(ギター)

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検査に関する概要

「興味・関心チェックシート」は対象者のニーズを把握するための検査です。この検査は、老人福祉センターを利用している高齢者に対し、ニーズ調査を行って集計したものがベースとなっています。その後、作業療法士協会で試行を重ね、さらに外部の専門家の意見を参考にして作られました。元々のベースが高齢者だったこともあり、余暇活動のみに焦点を当てているのではなく、セルフケアなどの生活面にも焦点を当てていることが特徴です。

個人的に、年齢の若い精神障害者にも「興味・関心チェックシート」を行ったことがありますが、項目が幅広く網羅されていることから、十分に対象者のニーズを把握することができました。ただし、単に○や×の印を付けてもらうのではなく、可能であれば「いつ・どこで・誰と・どんな場面で」など深く掘り下げて確認することで、本当の意味で対象者のニーズを把握することができます。

使い方・使用方法(検査手順)

①.現在している生活行為は、頻度に関係なく、「している」の列に○を記入する。

②.していない場合はしてみたいかという意向を確認し、してみたいものには「してみたい」の列に○を記入する。

③.興味の有無を確認し、できる・できないに関わらず「興味がある」に○を記入する。

④.いずれも該当しない場合は「している」の列に×を記入する。
※ 可能であれば×印の理由を聞くことで、その対象者の経験や思いなどを改めて確認できる。

項目の内容

生活行為 している してみたい 興味がある 生活行為 している してみたい 興味がある
自分でトイレへ行く 生涯学習・歴史
一人でお風呂に入る 読書
自分で服を着る 俳句
自分で食べる 書道・習字
歯磨きをする 絵を描く・絵手紙
身だしなみを整える パソコン・ワープロ
好きなときに眠る 写真
掃除・整理整頓 映画・観劇・演奏会
料理を作る お茶・お花
買い物 歌を歌う・カラオケ
家や庭の手入れ・世話 音楽を聴く・楽器演奏
洗濯・洗濯物たたみ 将棋・囲碁・ゲーム
自転車・車の運転 体操・運動
電車・バスでの外出 散歩
孫・子供の世話 ゴルフ・グランドゴルフ・
水泳・テニスなどのスポーツ
動物の世話 ダンス・踊り
友達とおしゃべり・遊ぶ 野球・相撲観戦
家族・親戚との団らん 競馬・競輪・競艇・パチンコ
デート・異性との交流 編み物
居酒屋に行く 針仕事
ボランティア 畑仕事
地域活動(町内会・老人クラブ) 賃金を伴う仕事
お参り・宗教活動 旅行・温泉

「評価用紙」のダウンロード先

●興味・関心チェックシートの評価用紙
興味・関心チェックシート 評価用紙

「興味・関心チェックシート」は、作業療法士協会が推進している生活行為向上マネジメントで使用されている検査です。知らなかったという方は是非この機会に使ってみて下さい。

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