認知症の方が穏やかに過ごせる認知症カフェ!

ライト

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高齢者の4人に1人

この数字が何を示している数字なのか、皆さんはご存知でしょうか?最近はニュースでも取り上げられる機会が増えているので、もしかするとご存知の方もいらっしゃるかと思います。

この数字は、なんと日本国内に住む65歳以上の高齢者の約4人に1人が認知症または予備群と言われている人数になります。学校に例えるなら1クラス40人の内、10人が認知症という衝撃的な数字です。この数字は高齢化が進むにつれて、さらに高まる可能性もあるそうです。

特に団塊の世代が75歳以上を迎える2025年には、決して他人事では無くなっていることでしょう。もしかしたら自分の祖父や祖母だけではなく、両親または兄弟が認知症になってしまったということさえありえます。そう考えると、認知症に対する知識やサービスを今の内から知っておくことも損ではありません。

もし親が認知症になったら

決して慌てることはありません。まずは落ち着いて、行動に移りましょう。市役所などの地域サービスに訪れて情報を集めると良いと思います。インターネット環境が整っているならインターネットで情報を集めたりするのもいいでしょう。

とにかく情報を集めたり、行動することが大切です。自分1人だけで認知症と向き合うのは決してオススメできるものではありません。1人で対応するには心身ともに疲弊してしまいます。

認知症と向き合う

一部の疾患を除き、残念ながら認知症は治る見込みはありません。ただし、症状の進行を遅らせることは可能です。

だからこそ認知症の早期発見が重要な要素となります。発見が早ければ早いほど、症状の進行速度を軽く抑えることができ、緩やかに認知症が進行していくので家族の負担も大きくなくて済みます。

当事者も家族もリラックスできる環境

クッキーとコーヒー
徐々に認知症を支えるための地域づくりが形になってきています。その名も認知症カフェ!名前だけ聞くと不安を感じてしまうカフェですね…

この取り組みは基本的にオランダのアルツハイマーカフェを参考にしています。

このカフェは認知症の当事者をはじめ、家族や支援者の他に一般市民も集まる地域の社交場です。コーヒーや軽食などを口にしながらカフェという雰囲気を楽しむことができます。

その他にも、テーマに沿って認知症について語り合う場所でもあり、内容は「アルツハイマーってどんな病気?」というテーマに始まり、予防法や食事、コミュニケーションの取り方、金銭管理など多岐にわたります。また、家族で抱えている問題や悩みを相談できる場でもあります。

日本では各団体によって多少の違いはあるようですが、昔の出来事を振り返ったり(回想法)、身体を動かしたり、歌を歌ったりすることがあるようです。認知症カフェは認知症の当事者だけではなく、支える方にとっても楽しみながら過ごせる場として人気があるとのことです。

認知症(アルツハイマー)カフェの効果は?

認知症の当事者、認知症を抱える家族、認知症の支援者、それぞれにポジティブな効果が得られるようです。下記に簡単ではありますが、その効果内容を記載しておきます。

認知症の方々(当事者)

・コーヒーを飲んだり、話を聞いてくれる人がいるので明るく笑顔になれる。
・人との出会い、懐かしいものに触れたりすることで症状の進行を遅らせることができる。
・親しみやすい環境であり、不思議とリラックスできる。
・自分らしさを取り戻せる空間である。

家族の方々

・悩みなどを吐き出し、話し合うことで安心感が生まれる。
・自分だけではないということを理解し、仲間づくりの場になる。
・各家族の生の声を聞くことで、今後の対応方法を学ぶ機会になる。

支援者の方々

・普段みることが出来ない一面をみることができる。
・自分自身が行っている取り組みの振り返りに繋がる。
・同じ支援者がどのような支援を行っているのかを学べる機会になる。

追記

【2016/1/3】
厚生労働省は認知症カフェのサポートをしているボランティアの方々を対象とした、認知症の方々の自宅訪問をする事業を始めるそうです。様々な事情から頻繁に認知症カフェに通えない人の自宅に出張して話し相手になり、本人や家族を自宅で支援していく方針みたいです。

詳細:「認知症カフェ」、自宅に出張 ボランティアが話し相手に

実際に自宅訪問を実施する市区町村に対し、今年の予算案に26億円の助成金を計上したとのことで、国も本格的に動き始めたようですね。

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