作業療法と筋力・筋持久力の関連性

空手

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訓練・アプローチしていく上での注意点

基本的に訓練は単調な運動の繰り返しになることが多いため、対象者の理解に努めながら関係性を構築していき、動機付けを高めて飽きさせない工夫が必要である。もちろん治療内容や治療効果等の説明も重要なポイント。

とは言うものの、正直いうと動機付けを高めるのは難しい。
治療効果も自分の知識や経験が無ければ十分な説明も出来ない・・・

念のため、下記に注意すべき点を挙げておく。

意義・目的の説明

当たり前のことだが、対象者に訓練の意義や目的を予め説明しておくこと。

現在の状態(ADL障害など)をはじめ、それに関連する原因や今後の予測などを説明し、筋力・筋持久力を訓練することで達成できる具体的な目標を合わせて提示する。

具体的な訓練方法の提示

それぞれの訓練の運動回数・頻度・負荷量・収縮時間・運動方向などを具体的に説明する。

その他にも正しい動作が行えているのか、おおよその訓練期間を提示し、訓練に伴う痛みや疲労感などの側面についても出来るだけ伝えておく。それらを可能であれば図で説明すると視覚的に理解しやすい。

効果の提示

定期的に評価を行い、訓練の効果を提示すること。

目標としている数値にどれぐらい近づいているのかなどを示すことで、内的動機付けを促進させる効果がある。また数値をグラフ化させると更に理解しやすい。

心理的側面の考慮

訓練効果が他者(家族・介護者など)から認められ、賞賛励ましが得られるように努めること。

直接的な治療者ではない第三者からの言葉は対象者にとって大変嬉しいものです。

作業療法との関連性

作業療法を実施するうえで、筋力・筋持久力の改善が期待できる時期は積極的に訓練を行っていく。
ただし、作業療法の最終目標は目的動作日常生活の動作改善であり、実際の生活動作を念頭においてアプローチしなければならない。

目的動作には「筋収縮→運動→動作→行為」という階層性があり、上肢を例にすると「上腕の屈筋収縮→肘屈曲→口元へのリーチ→食事」といったような階層性である。この階層性のどちらからアプローチしていくのかは一人ひとり検討していく必要がある。

訓練が苦痛にならないように注意して行っていくこと。単調な訓練の繰り返しだけでは意欲が低下することもあり、必ず訓練の中に”楽しみ”を取り入れておく。食事であれば食べるという楽しみ、歩行障害であれば少しでも長く歩くという楽しみ、一見何気ないものなのかもしれないが、その”楽しみ”を頭の隅において訓練を行っていく。

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