脳に作用する手指の運動と役割(動作別)を理解する!

赤ちゃんの手
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脳に作用する手の運動

人間の脳の重さは成人で約1400グラムといわれていますが、その2分の1は手を使用するためのものです。そのため、手を使用すると脳に必要な栄養や酸素を供給するために血流量が増えます。

例えば、意図的な人差し指の屈伸運動だけでも血流量は増加します。血流量の増加率は部位によって異なり、手の運動野で約30%、感覚野で約17%、左右の脳全体で約10%の血流量が増加し、手指の運動だけで脳が活性化することが分かります。

また、手の使用方法により脳に作用する部位が異なり、順序ある運動は運動連合野、目的のある運動は前頭前野、器用な運動は小脳に作用します。

人間の手の特徴

人間の手の特徴として、細かく器用な動きが行えるだけでなく、感覚機能が他の動物と比べて優れた機能を持っています。

それは触覚・圧覚・温覚・痛覚などの皮膚感覚だけではなく、対象の振動や動きなどを感知する深部感覚を含めた体性感覚全体が機能しているからです。その中でも特に触覚に関しては人間に勝る動物はおらず、人間は手で多くのものを判別することが可能になっています。

最後に、手の役割を動作別に下記に記します。

手の役割一覧

接触 ふれる 軽くあたる、ちょっとさわる。
さわる 持続的に接触する動作。
なでる 手のひらで物の表面を心をこめてさする。
こする 押し当てたまま何度も動かす。
おす 力を加える。また力を加えて動かす。
うつ 強くたたく
たたく 何度も繰り返して打つ
なぐる 力を込めて打つ
はじく 指の強い屈伸で物を瞬時に動かす
把持・把握 つまむ 小さい物などを指先などではさみ取る。指先などではさむ。
つかむ しっかりと握って離さないようにする
もつ 自分の手の中に入れて保つ
にぎる 指を曲げて、物を締めて持つ
関係 ふれる ちょっとさわって状況を確認する
まねく 手を動かして近くに来るように促す
よせる 対象を身近に引き寄せる
はらう 有害・無益・不用の物を取り除く。除去する。
かかえる 腕の中にかこい持つ。
だく 腕の中に抱え込む。
なでる 手のひらで優しく擦り慈み大切にする。
つなぐ 結び止め、離れないようにする。
はなす くっついている物を解いて分ける。
検知 さわる 手で触れて対象を確認する。
さする 手触りにより対象を識別する。
たたく 軽く叩いて音と響き具合で対象を確認する。
操作 あつかう 対象や道具を操る。
表現 しめす メッセージを手によるサインで示す。
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