統合失調症の再発前にみられる前駆症状とは?

統合失調症の陰性症状が全面的に出ている女性


統合失調症は再発の可能性が高い疾患のひとつです。

無事に回復して社会復帰ができたとしても、それから約1~2年以内で統合失調症を再発してしまう方々が5割を超えるといったデータもあります。何度も再発を繰り返してしまうことで、年齢に応じた経験や体験を積み重ねることができずに将来の希望を失ってしまう方々も少なくありません。そのため、統合失調症の再発を防止するためには前駆症状を捉えておくことが重要になります。

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頑張りすぎて無理をしている時期に気付く!

統合失調症を再発をしてしまう大多数の方々に、頑張りすぎて無理をしている時期というものが見受けられます。この頑張りすぎて無理をしている時期にできるだけ早期に気付いて介入することで、統合失調症の再発を防ぐことができます。

ただ、この段階でみられる症状というのは、ストレス状況下で健常者でもみられるような一般的な言動に過ぎないことに注意して下さい。そのため「疲れているだけなのかな?」といったように、つい見逃してしまうことも残念ながら多々あるので、少しでも気になったら様子をみるのではなく、声を掛けて介入が必要なのかどうか判断することが重要です。

一般的にみられる前駆症状の一覧

・ずっと緊張している。
・顔がこわばっている。
・疲れ果てた表情をしている。
・集中力が長続きしない。
・ボーっとしている。
・気が散りやすく、注意散漫である。
・話の内容を理解できずに何度も聞き返す。
・倦怠感や脱力感がみられる。
・食欲が低下している。
・疲れているのに眠ることができない。
・吐き気、便秘、下痢などの症状がみられる。
・etc…

これらの内容は、統合失調症の方々に限らず、健常者でもみられる内容ですが、その前駆症状(不調のサイン)に早期に気付いて介入することで再発を防ぐことができます。

必ず覚えておいてほしいこと

基本的に再発前の前駆症状(不調のサイン)は毎回似たケースであることが多いため、仮に統合失調症が再発してしまった場合は「なぜ、再発してしまったのか?」を確認しておくことで後々の再発防止に繋げることができます。

またセラピストのような治療者であれば、その前駆症状を同僚に伝えて情報共有をすることはもちろん、家族や関係者にも伝えておき、いつでも対応できるように環境を整えておくことが望ましいと思われます。

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