運動技能と運動課題

機敏に動くことができる太った男性


運動課題を遂行するときに周囲から観察可能な行動をパフォーマンスといいます。

パフォーマンスは、所要時間・距離・点数などによって表されますが、疲労や心身状態によって変化することがあるため、それらを考慮した上でパフォーマンスを測定する必要があります。

また、名声や報酬などの要因により、パフォーマンスが変化することがあるという点にも留意しておく。例えばマラソン大会で1位になったら好きなゲームを買ってもらえるなど。

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運動技能とは?

運動技能の「技能」とは、下記2つの事柄を指します。

①.最大の正確さと最小のエネルギー消費による結果
②.最短の時間と最小のエネルギー消費による結果

また、技能とは目的を達成する際の成功の度合いであり、運動技能の向上は目的達成の度合いの高まりといえる。

運動技能の要素4つ

運動技能には下記4つの要素があります。

①.フォーム
②.正確さ
③.速さ
④.適応性

フォームが向上することは、運動課題の遂行に必要とされるエネルギー消費の減少に繋がる。そのため、運動技能の訓練では、最初に良いフォームを獲得し、次に正確さに焦点を当て、その後に速さと適応性を指導するといい。

運動技能の訓練は「①→②→③→④」の順番で行うことを覚えておく。

運動技能が向上していくにあたり、パフォーマンスにみられる変化は、誤りの減少、正確さの高まり、安定したパフォーマンスの実現、努力量の減少がある。

運動課題とは?

運動技能との関連で、運動課題は複数に分類される。

粗大運動と微細運動(大筋運動と小筋運動)

「粗大運動」
歩行や水泳のように全身を用いる動作を指す。(身体を大きく使った動作と思ってもらったらいいかもしれない)

「微細運動」
書字や編み物のような手先の細かい動作を指す。

連続課題と不連続課題

「連続課題」
自動車の運転のように、身体運動の始まりや終わりが明らかでない課題を指す。

この連続課題は、時間を追って変化する周囲の状況を知覚し、判断して、運動を決定し、修正し、遂行する必要がある。

「不連続課題」
ゴルフのスイングのように、身体運動の始まりと終わりが明らかな課題を指す。

この不連続課題は、動作終了時に結果がフィードバック情報として与えられ、次の運動の修正に利用することができる。

運動課題の注意点

運動課題には、自分自身で運動の開始や速さなどを決めることができる運動課題もあれば、対象の動きに合わさなければならない運動課題に分かれる。前者はゴルフやボーリング、後者は野球やテニスである。

運動技能と運動課題は密接に関連しているので、これらを考慮した上で訓練を進める必要がある。

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