発達障害は親の「教育」や「しつけ」が原因ではない

赤ちゃん

スポンサーリンク
レグタングル(大)

誤解されやすい発達障害

他人と関わることを嫌い、独りでいることを好む自閉症スペクトラムは親の「愛情不足」が原因で起こると考えられていました。

また、落ち着きがなく乱暴な振る舞いが多いADHDは親の「教育」「しつけ」が問題だと非難されることもありました。

最近はテレビや雑誌などで発達障害が取り上げられることが珍しくありません。

現在は医療分野だけではなく、一般的にも発達障害という言葉が広まってきました。ただし、発達障害を正しく理解している人は多くありません。

実は皆さんと同じように、もしくは皆さんよりも知的能力が高い発達障害の方もいます。例えば、あの物理学の天才であるアインシュタイン博士も発達障害(アスペルガー症候群)だったのではないかといわれています。

増加する大人の発達障害

ここで勘違いしないように先に述べておきますが、発達障害は先天性の障害で、大人になってから発症することはありません。

遺伝的な要因が少なからず関係しますが、あくまで危険要因のひとつに過ぎません。他には環境的な要因が関係しています。

大人の発達障害が増加した背景には、テレビや雑誌などの情報と自分を照らし合わせ、それらが自分に当てはまるという理由で診断を受けに行く方々が増えているためです。

そのような患者の中には、精神科でうつ病と診断されていたが、実は対人関係が苦手な発達障害であることが判明したという方もいらっしゃるようです。

また知的レベルが高いほど発達障害と気付かれにくいため、学生時代に成績が良ければ「不思議な子」「周囲と少し違う」と思われる程度で、発達障害があることを見逃してしまいがちです。

ところが社会に出ると状況は一変します。一般常識をはじめ、それぞれの会社に暗黙のルールが存在し、それらを理解するのが苦手な発達障害の子は集団の中で孤立したり、対人関係が上手く築けずに生きにくさを感じることが多いのが現状です。その結果、職場を転々とした後に引きこもりやニートになる方も少なくありません。

大人の発達障害の相談内容

①.異性と交際できない
一方的に好意を持っている異性に対し、段階を踏むことなく唐突に交際を申し込んで断られてしまう。自分の何がダメだったのかが分からない。

②.注意力・集中力が続かない
不注意による物忘れが多かったり、仕事中にボーっとしてしまう。

③.友達ができない
誰かと仲良くなりたいという気持ちはあるが、仲良くなる方法が分からない。相手が自分を避ける。

④.就職できない
大学を卒業して就職活動を何十社としているにも関わらず、面接で落とされてしまう。

⑤.職場で孤立する
同僚と雑談することができず、昼食や社員旅行は孤立してしまう。反対に誘われると緊張で苦痛に繋がってしまう。

⑥.引きこもり・ニートになってしまった。
社会生活に馴染むことができず、社会から避けるような生活をおくる。

発達障害は個性と思え!!

自分自身に診断名がつくことで安心する方もいれば、不安を抱える方もいらっしゃるかと思います。

それは自分自身の個性ですので、難しく考えることは止めましょう。

例えば対人関係が苦手で営業などの仕事には向いていないかもしれませんが、人と関わらない仕事は探せば沢山あります。

工場のライン作業、自宅でパソコン作業、絵描き、農業、写真家、パッと思いつくだけでもこれだけあります。

苦手なことやマイナス面だけに目を向けるのではなく、自分の得意なことや好きなことに目を向けていきましょう。

スポンサーリンク
レグタングル(大)
レグタングル(大)

この記事をシェアする