Visual Cancellation Task(視覚性抹消課題)の手順と検査方法

聴覚性検出課題の説明中


Visual Cancellation Task(視覚性抹消課題)に関する自分用メモ。

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Visual Cancellation Taskに関する説明

干渉刺激の中に含まれたターゲット(目標刺激)をできるだけ速く、見落としのないように消していく検査。時間を測る検査なので、ストップウォッチを忘れないこと。

ターゲットは下記の4課題から成る。

課題①:図形A
課題②:図形B
課題③:数字
課題④:ひらがな

課題①と②はA3用紙に刺激図形が6行26列で配置されており、1行に9または10個のターゲットが存在する。これらの課題のターゲット総数は57個である。

課題③と④はA3用紙に刺激図形が6行52列で配置されており、1行に19個のターゲットが存在する。これらの課題のターゲット総数は114個である。

準備・用意しておくもの

【検査者用】
・Visual Cancellation Task検査用の図版4枚
・ストップウォッチ
・評価用紙
・鉛筆またはシャーペン

【被験者用】
・赤鉛筆

評価用紙の記入方法

各課題の1行ごとの反応を評価用紙に記入する。

①.所要時間
②.正答数(課題①と②が57個。課題③と④が114個)
③.正答率(正当数÷ターゲット数×100)
④.全反応数(正当数+ターゲット以外の刺激を消した数)
⑤.的中率(正当数÷全反応数×100)
⑥.false negative(ターゲットを消さなかった誤り)
⑦.false positive(ターゲット以外の刺激を消した誤り)

※1 ターゲット以外の刺激を消したことに気付き、自発的に訂正した場合は誤りにカウントしない。
※2 ストップウォッチを止める前であれば、見落としに気付いて後戻りしてチェックした場合は正答とする。ただし、確認のための見直しは禁止である。

実施方法

検査用紙を①から順に1枚ずつ提示し、赤鉛筆で、できるだけ速く、見落としのないようにターゲットを消すよう伝える。

そして、1行目の左上端から開始して右方向へ進み、次は2行目の左端から右へ進めることを教示する。改行の際に行を飛ばさないように注意を促す。

左半側空間無視がある被験者の場合は、必ず左端へ戻るよう強調して伝える。ただし、左端に赤線を引くなどの目印は禁止である。

検査の教示方法

「この図形(数字または平仮名)と同じものを、このように消していって下さい」と伝えて、上部にあるターゲットを検査者が実際に斜線またはチェックをつけて手本をみせる。必ず「逆さまの図形は違います」と説明を付け加えること。

進め方として、「1行目の左端から始めて右方向へ進んでください。右端までいったら、次の行の左端に戻って、同じように右方向に進んでください。」と伝える。さらに「時間を計りますので、できるだけ速く、順番通りに消していってください。見落としや行を飛ばさないように注意してください」と伝える。

評価方法

評価用紙の記入方法欄を確認して下さい。

Cat全般の検査手順を確認する

Catで3番目に行うVisual Cancellation Task(視覚性抹消課題)検査の説明は以上で終了です。

引き続き、Catの検査手順を確認したい方は下記のリンクからお願いします。

注意障害を詳細に評価するCATの手順と検査方法

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