全身状態を評価するPS(Performance Status)とは?

全身状態を評価するPS(Performance Status)の解説

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PS(Performance Status)の説明

患者の全身状態を評価する医学的指標のひとつであり、主にがん治療の適応判断や治療効果の指標として用いられることが多いです。この記事では、PSの中でも世界的に用いられている「ECOG」と「KPS」を紹介します。

ECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)とは?

ECOGは一般的に用いられる全身状態の評価方法で、簡便に評価できることが特徴です。

Score 定義
0 無症状で社会的活動ができ、制限を受けることなく、発症前と同様にふるまえる
1 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働、座業はできる。例えば軽い家事、事務など
2 歩行や身の回りのことはできるが、時に少し介助が必要なこともある。軽労働はできないが、日中の50%以上は起居している
3 身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床している
身の回りのこともできず、常に介助が必要で、終日就床を必要としている

KPS(Karnofsky Performance Status)とは?

11段階で評価するため、ECOGよりも詳細に評価できることが特徴です。

Score 状態
100% 正常、臨床症状なし
90% 軽い臨床症状はあるが、正常の活動が可能
80% かなり臨床症状があるが、努力して正常の活動が可能
70% 自身の世話はできるが、正常の活動や労働は不可能
60% 自分に必要なことはできるが、時々介助が必要
50% 病状を考慮した看護および定期的な医療行為が必要
40% 動けず、適切な医療および看護が必要
30% 全く動けず、入院が必要だが死は差し迫っていない
20% 非常に重症、入院が必要で精力的な治療が必要
10% 死期が切迫している
0% 死亡
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